東洋医学とは?基本の考え方と日常に役立つツボのセルフケア|【Atelier Kogao表参道】

「東洋医学」と聞くと、漢方や鍼灸を思い浮かべる方が多いかもしれません。

実は、「元気がない」「血気盛ん」といった普段使う言葉にも、東洋医学に通じる考え方が見られます。

この記事では、東洋医学の基本的な考え方をわかりやすく解説し、毎日の暮らしに取り入れやすいツボ押しのセルフケアをご紹介します。

東洋医学とは?

日本で東洋医学というと、漢方医学をはじめとする伝統医学を指すことが一般的です。その考え方は、古代中国の医学の影響を受けています。

東洋医学に関連する方法には、漢方薬、鍼灸、あん摩、指圧、気功、薬膳などがあります。

これらに共通する考え方のひとつが、体の一部分だけでなく、体全体の状態や心との関わりにも目を向けることです。

※東洋医学は伝統的な医学体系に基づく考え方であり、現代医学とは理論や診断方法が異なります。

東洋医学の4つの基本の考え方

① 陰陽:互いに補い合う2つの性質

東洋医学では、自然界や体の状態を「陰」と「陽」という対になる性質で捉えます。

たとえば、昼は陽、夜は陰、背中は陽、お腹は陰というように分類します。

陰と陽は単純に対立するものではなく、互いに関係し合うものと考えられています。

この陰陽のバランスという視点から、体や自然の状態を捉えるのが東洋医学の特徴です。

② 五行:自然と体を5つの要素で捉える

五行説では、自然界のさまざまな現象を「木・火・土・金・水」の5つの要素に分類します。

それぞれの要素は、互いに助け合ったり、抑え合ったりする関係にあると考えられています。

また、体の働きや季節、感情、色なども五行と結びつけて捉えます。

※ここでいう「肝」「心」「脾」「肺」「腎」は、東洋医学における機能的な分類です。

現代医学でいう肝臓や肺などの臓器と、必ずしも同じ意味ではありません。

③ 気と血:体の働きを支える2つの要素

東洋医学では、体の働きを支える重要な要素として「気」と「血(けつ)」を考えます。

  • 気: 生命活動や体の働きを支えるエネルギーのようなもの

  • 血: 全身に栄養や潤いを届け、心身の働きを支えるもの

気と血がバランスよく巡ることが、健やかな状態につながると考えられています。

「元気」という言葉も、東洋医学でいう「気」と関わりのある言葉です。

なお、ここでいう「気」や「血」は、現代医学で測定するエネルギーや血液とそのまま同じものを指すわけではありません。

④ 経絡とツボ:気と血が通る道と、その上にあるポイント

東洋医学では、「経絡(けいらく)」を気や血が巡る道筋と考えます。

そして、経絡上にある特定のポイントが「経穴(けいけつ)」、一般にいうツボです。

WHO(世界保健機関)は、鍼灸の標準化に関する資料で361の標準的な経穴名を取り上げています。

東洋医学では、ツボは体の状態を把握したり、鍼灸などで働きかけたりする際に用いられます。

ただし、経絡や気の巡りという考え方は、現代医学で確認されている神経や血管などの構造と同一ではありません。

体のサインは、表面に現れる?

東洋医学では、体の内側の状態が、顔色や肌、体の表面などに現れると考えます。

たとえば、ツボの周辺で次のような変化を感じることがあります。

  • 押すと硬さを感じる

  • 押すと痛みや違和感がある

  • 張っている、またはへこんでいるように感じる

  • 冷たさや温かさを感じる

ただし、こうした感覚だけで体の内側の状態や病気を判断することはできません。

また、顔や頭のツボを心地よく刺激することは、リラックスタイムに取り入れられるセルフケアのひとつです。

東洋医学では、顔色や肌の状態を見ること、声や呼吸を観察すること、生活習慣や体質について尋ねること、体に触れて状態を確認することなどを大切にします。

「がんばりすぎタイプ」と「お疲れタイプ」

東洋医学には、「実(じつ)」と「虚(きょ)」という考え方があります。

  • 実: 気や血などが充実していると捉える状態。東洋医学では、体格がしっかりしている、声が大きい、暑がり、首や肩の張りを感じやすいといった特徴が参考にされることがあります。

  • 虚: 気や血などが不足していると捉える状態。東洋医学では、声が小さい、寒がり、手足が冷えやすい、疲れやすいといった特徴が参考にされることがあります。

これらは東洋医学における体の状態の捉え方であり、体格や自覚症状だけで一律に判断できるものではありません。

セルフケアを行うときも、その日の体調に合わせて力加減を調整しましょう。

疲れているときは、無理に強く押さず、やさしい刺激にとどめることが大切です。

※体調に不安がある場合や、症状が続く場合は、セルフケアだけで対処せず医療機関にご相談ください。

ツボ押しの基本ルール

自宅でツボ押しをするときは、次の3つを意識しましょう。

1. 無理のない方向から、やさしく押す

ツボの位置を確認し、指の腹などを使って、無理のない範囲で刺激します。

2. ゆっくり押して、ゆっくり離す

数秒ほどかけてゆっくり押し、ゆっくり力を抜きます。時間はあくまで目安です。顔は特にやさしく行いましょう。

3. 心地よい強さを意識する

「気持ちいい」と感じる程度の力加減を目安にします。強い痛みを感じるほど押す必要はありません。

ツボの位置をピンポイントで探すことが難しい場合は、目安の位置を確認しながら、無理のない範囲で試してみてください。

痛みや違和感が出た場合は、すぐに中止しましょう。

日常に役立つ、お悩み別セルフケア

ここでは、日常生活に取り入れやすいツボと、その位置・押し方をご紹介します。

ツボ押しはリラックスのためのセルフケアとして取り入れ、症状の改善や治療を目的とする場合は、必要に応じて医療機関にご相談ください。

目の疲れが気になるとき:攅竹・四白

パソコンやスマートフォンを長時間使ったあとなどに、目の周りの緊張が気になるときに取り入れやすいツボです。

攅竹(さんちく)

  • 位置: 眉頭の内側にある、小さなくぼみ付近

  • 押し方: 指の腹で、眉の骨の周辺をやさしく押します。

四白(しはく)

  • 位置: 黒目の真下にある骨の縁から、少し下のあたり

  • 押し方: 指の腹で、やさしく触れる程度に刺激します。

目の周りは皮膚が薄く、デリケートな部位です。

眼球を押さないように注意し、強い圧をかけることは避けましょう。

首・肩のこわばりが気になるとき:風池・天柱・肩井

デスクワークの合間や、一日の終わりのセルフケアに取り入れやすいツボです。

風池(ふうち)

  • 位置: 後頭部の髪の生え際付近で、首の筋肉の外側にあるくぼみ

  • 押し方: 頭を両手で支え、親指の腹でやさしく刺激します。

天柱(てんちゅう)

  • 位置: うなじの太い筋肉の外側、髪の生え際付近

  • 押し方: 親指の腹を当て、無理のない強さでゆっくり押します。

肩井(けんせい)

  • 位置: 首の付け根と肩先を結んだ線の中央付近

  • 押し方: 反対側の手の指の腹で、ゆっくり刺激します。

首や肩に力が入りやすい方は、ツボ押しだけでなく、肩をゆっくり回したり、姿勢を変えたりすることも意識してみましょう。

※首の前側や頸動脈付近を強く押すことは避けてください。首に痛みやしびれがある場合は、無理に刺激せず、必要に応じて医療機関に相談しましょう。

リラックスしたいとき、眠る前に:百会

百会(ひゃくえ)

  • 位置: 左右の耳の上端を結んだ線と、頭のてっぺんを通る正中線が交わる付近

  • 押し方: 指の腹を頭頂部に当て、心地よいと感じる程度の力でゆっくり刺激します。

一日の終わりに、呼吸をゆっくり整えながら行うのもおすすめです。

眠る前のリラックスタイムに、無理のない範囲で取り入れてみてください。

全身の疲れを感じるとき:労宮・湧泉

手や足にあるツボは、自宅でも比較的取り入れやすいセルフケアのひとつです。

労宮(ろうきゅう)

  • 位置: 手を軽く握ったとき、中指の先が当たる手のひらの中央付近

  • 押し方: 反対側の親指の腹で、ゆっくり押します。

仕事や家事の合間にも取り入れやすいポイントです。

湧泉(ゆうせん)

  • 位置: 足の指を曲げたとき、足裏の前方にできるくぼみ付近

  • 押し方: 親指の腹で、心地よい強さでゆっくり刺激します。

入浴後など、リラックスしている時間に取り入れるのもよいでしょう。

足裏に痛みがある場合は、無理に押さないでください。

秋は「肺」と「肌」をいたわる季節

東洋医学の五行説では、秋は「金」に分類され、「肺」や「皮膚」などと関連づけられています。

また、東洋医学では秋の特徴のひとつを「燥(そう)」、つまり乾燥と捉えます。

秋から冬にかけて空気が乾燥しやすくなると、肌の乾燥やごわつきが気になることもあります。

季節の変化に合わせて、次のようなケアを心がけましょう。

  • 加湿や保湿を取り入れ、肌や鼻の乾燥を防ぐ

  • 深い呼吸を意識し、胸まわりの力をゆるめる

  • 体を冷やさないよう、首元や足元を温かく保つ

季節や生活環境に合わせて、自分に合ったケアを取り入れることも、東洋医学の考え方を日常に生かす方法のひとつです。

セルフケアの注意点

ツボ押しを安全に行うために、次の点に注意しましょう。

  • 顔は肌をこすらないようにし、必要に応じて乳液やクリームなどで摩擦を抑えましょう。

  • 痛みを我慢するほど強く押すことは避けましょう。

  • 食後すぐや飲酒後、発熱時、体調がすぐれないときは控えましょう。

  • 妊娠中の方や治療中の方、持病のある方は、セルフケアを行う前に医師などの専門家に相談しましょう。

  • 強い痛みやしびれ、腫れ、皮膚の異常がある部位は刺激しないようにしましょう。

ツボ押しは、無理なく心地よく続けられる範囲で行うことが大切です。

Atelier Kogaoの施術と東洋医学の考え方

Atelier Kogaoの小顔矯正では、顔だけでなく、デコルテ、首、肩、頭皮まで含め、顔まわりとのつながりを意識したケアを大切にしています。

施術前のカウンセリングでは、お肌の状態やお悩み、生活習慣などを伺い、その日のコンディションに合わせて施術内容や力加減を調整します。

体全体の状態にも目を向けるという考え方は、東洋医学の全体を捉える視点と共通する部分があります。

ただし、当サロンの施術は医療行為や東洋医学に基づく診断・治療を目的としたものではありません。

表参道駅から徒歩約6分の完全個室で、ご自身の状態に向き合いながら、ゆったりとした時間をお過ごしください。

お顔や首・肩まわりのお悩みがある方は、カウンセリング時にお気軽にご相談ください。

よくある質問

Q. 東洋医学と西洋医学の違いは何ですか?

A. 東洋医学と西洋医学では、体の状態を捉える考え方や診断方法などに違いがあります。

西洋医学では、検査や科学的な知見に基づいて病気の診断・治療を行います。一方、東洋医学では、体全体の状態や個人差などを重視する考え方があります。

どちらか一方がすべてに優れているということではなく、それぞれの特徴を理解することが大切です。症状がある場合は、必要に応じて医療機関に相談しましょう。

Q. ツボの位置が正確にわかりません。

A. ツボの位置は、体格などによってわかりにくく感じることもあります。

まずは記事で紹介した位置を目安にし、無理のない範囲でやさしく触れてみてください。

強い痛みが出る場所を探したり、痛みを我慢して押したりする必要はありません。

Q. ツボ押しは1日に何回くらいしてもいいですか?

A. 一律に決まった回数があるわけではありません。

まずは1か所につき数回程度、短時間から試してみましょう。強い刺激を繰り返すことは避け、肌や体の反応を確認しながら行ってください。

痛みや違和感が出た場合は中止しましょう。

Q. Atelier Kogaoの施術でもツボを押しますか?

A. Atelier Kogaoでは、小顔矯正や肌管理フェイシャルの施術において、お顔や頭、首まわりに触れる手技を取り入れています。

具体的な施術内容はメニューによって異なります。気になる部分やご希望があれば、施術前のカウンセリングでお気軽にお伝えください。

まとめ

東洋医学は、体と心を全体として捉え、バランスや巡りを大切にする伝統的な医学の考え方です。

陰陽や五行、気と血、経絡やツボについて知ることは、自分の体の状態に目を向けるきっかけにもなります。

日々の暮らしの中で、心地よいと感じる範囲でツボ押しを取り入れてみてはいかがでしょうか。

セルフケアだけでは対処できない不調や、気になる症状が続く場合は、医療機関への相談も大切です。

お顔や首・肩まわりのこわばりが気になる方は、Atelier Kogao表参道店へお気軽にご相談ください。

初めての方は、人気No.1メニューの初回トライアルKogao Signature(¥12,800/定価¥28,500)がお すすめです。

ご予約・お問い合わせは、予約サイトまたはLINEよりお気軽にどうぞ。



アトリエコガオ|表参道店渋谷区神宮前3-2-19 メゼリテ表参道305号室



営業時間: 平日10:00〜21:00 / 土日祝10:00〜19:00

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